友人から譲り受けたのは、長年放置され、息の根が止まったホンダ・フュージョン。
当時は「はてなブログ」にその日暮らしの整備日記として書いていましたが、今回はその全行程を「レストア完全版」としてまとめ直しました。
不動車が蘇る瞬間の興奮と、こだわりの外装仕上げをぜひご覧ください。
https://tenesy.hatenablog.com元の記事日記ははてなブログです。
放置車両の現状チェック:見た目は良いが中身は…
運ばれてきたフュージョンは、海外製のふかふかシートが魅力的な一台。しかし、実態は「艶なし・放置・不動」の三重苦でした。
• 外装: 中国製カウルがついていたが、色あせが酷い。


• インナー: 塗装されているようだが、白ボケが目立つ。

• 欠品: オイルフィラーキャップ、バッテリー上がり、クーラント空っぽ。
まずは基本的な消耗品を揃え、エンジン始動を試みましたが、ここで最初の大きな壁にぶつかります。
セルの空回り。原因は「ワンウェイクラッチ」

セルボタンを押すと「シュイーン」と軽快な音が響くのみ。クランクが回る気配がありません。
「これはワンウェイクラッチが滑っているな」と情報を得たので、クランクケースを開ける決意をしました。
【DIYの知恵】専用工具が届かない時の裏技
ここでトラブル発生。ミニモトで購入した「フライホイールプーラー」が、深すぎてクランクのネジ山に届かない……。

普通ならここで作業中断ですが、手持ちの**「適当なソケット」を間に噛ませて延長する**ことで無事に抜き取り成功!この工夫こそがDIYの醍醐味です。
新旧のワンウェイクラッチを比べると、見た目では分かりませんが動きの差は烈然。交換後、ボタン一つでエンジンが息を吹き返した時の鼓動は、今でも忘れられません。
インナーカウル復活の切り札「デイトナ 樹脂ブラック」

白ボケしてしまったインナーカウルには、**デイトナの「樹脂ブラック」**を使用しました。
• 選んだ理由: 一般的な黒塗装だと素人では剥がれや割れが出てしまう。あまりうまくいった経験がないので今回はこちらにしました。
• 仕上がり: まるで新品の純正パーツに取り替えたかのような、しっとりとした深い黒が復活。乾きも早く、ムラになりにくいので、広い面積のインナーカウルも大満足の仕上がりになりました。



中国製格安カウルとの格闘
アッパーカウルは、コスト優先でAmazonの中国製セットをチョイス。

やはりバリがあったり、穴の位置が微妙にズレていたりと一筋縄ではいきませんが、ヤスリで削りながら「ピタッ」と合わせる工程は、まるでプラモデルを作っているような楽しさがありました。

まとめ:3万円で手に入れた「直せる」という自信
今回のレストアにかかった費用は、部品・工具・外装を合わせて約3万円。
維持費を考えて結局手放してしまいましたが、自分の手で機械を蘇らせる経験は、その後のブログ運営やDIYの大きな自信になりました。



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